クリーンセンター、リサイクルセンター

はじめに
 ゴミ焼却場の設置は、該当地区の住民に環境悪化をもたらす点で設置反対の運動が起こることがある。しかし、現在の市民生活に不可欠のものであることは、誰しも理解を示し、分別回収にも協力を惜しまない人がほとんどである。以前は庭に焼却炉があり、生ゴミは埋めて肥料にして自治体の手を煩わすことはなかった。現在は、ゴミの量が大変であり、1週間もためると大変である。また、焼却なども禁止されている。かく市民の消費生活はゴミをゴミ焼却場に集中させて、処理しなくては成立しえない。ゴミ焼却場が機能と環境を改善して、設置地区に最大限、環境悪化を防止して、また、影響の最小の場所を選択する必要がある。松本市クリーンセンターはこれを実現しているのではないだろうか。

クリーンセンター・リサイクルセンターに従事する人
 ゴミ集積場にごみ出しが間に合わなくなって、クリ−ンセンターにゴミを持っていくことがある。住所を記し、計量して、焼却炉まで出かけ、ゴミを出し、また、計量して、費用を払って、出てくる。この際に受付の人は親切で気持ちが良い。焼却炉でゴミを投入する人も指示が適切で、親切である。また、焼却炉の投げ入れ口が整頓され、掃除が行き届いて、ゴミの匂いもほとんど匂わない。
 リサイクルセンターも同様であるが、先日は分別を手伝ってもらい、やさしく、注意を促された。ゴミ処理の流れが、そこで働く人によって集中して処理され、埋め立てゴミとなることを最小に抑制していることが理解できた。市民生活のごみ処理を一手に担う責任が持たれており、ここでも大変、気持ちよく、安心感がもたれる。分別処理の市民の責任が自覚できる対応であった。

ゴミ処理による生活環境効果
 都市生活にとって、公共サービス施設が不可欠であることは申すまでもないことであるが、普段、当然の如くに利用している。道路・交通、上下水道、電気、電話・通信、ガスなどで、税金、料金の負担もあるが、快適な都市生活の基礎を僅かな費用の負担といえる。