2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

森の木の工作

はじめに 森林の手入れのために間伐いや択伐を行なった。アカマツ林の下層にはリョウブやツツジ、ソヨゴ、ヒノキがみられるが、長年の放置で衰退し、カエデやコシアブラが増えてきている。明るくなった林床から、これらの下層植生の生育が増進させられること…

日常生活の記録

はじめに カレンダーに予定を書き込む。日々の予定は、1日のはじめに整理しておく。それ以外のことは、習慣的に行動しながら、予定を修正して実行する。予定は将来やらなくてはならないと考えていることであるが、義務的なこと、例えば、免許の更新とか義務…

事実と真実

はじめに 歴史的な研究著述には事実が基礎となることには間違いない。しかし、年代的な事実の羅列が何を物語るかは、事実そのものではなく、推測である。推測が真実であるかは明らかではない。時代的条件と事実の関係が必然的な結合してる場合に、その関係は…

若松の魚屋4代

はじめに 母の実家は若松の魚屋。幼いころ祖母の代から70年にわたって訪ねている。少し年上の3代目とは幼い頃からの兄貴分。寡黙だが奥さんとともにいつも親切に迎えてくれる。しかし、昨年末に亡くなって、その息子が4代目となった。祖母の夫が大正時代…

国の盛衰と山河の回復と森林美学

はじめに 昨年は東北大震災、福島原発事故に社会の大動転が生じました。私の人生では第二次世界大戦(1920)、安保紛争(1960)、大学紛争(1969)の社会転換がありました。高度経済、バブル経済の消費経済の進展はこうした社会転換を覆い隠して…

視線と風景

はじめに 老眼が進行し、メガネがなくては文字の判読ができなくなった。遠景はさしさわりがなく、その点では全景の認識から周囲が把握され、一方、近景の事物の細部には注意がおろそかになっているようである。これは、視線が定まらないことと関係し、それは…