日常生活の記録

はじめに
 カレンダーに予定を書き込む。日々の予定は、1日のはじめに整理しておく。それ以外のことは、習慣的に行動しながら、予定を修正して実行する。予定は将来やらなくてはならないと考えていることであるが、義務的なこと、例えば、免許の更新とか義務的なことであり、また、何かの実現したい希望である。予定行動と習慣行動の日常行動は記録するまでもないことであるが、そこには予定外、あるいは習慣外に気づくことがことがある。気づくことは、意外性で、状況や環境の再認識である。
 実のところ、一歩戸外に出てみると、気づくことがあまりにも多い。昨日と同じ散歩道にも様々なことが新たに、また、異なる形で生じて、予測ができていたとは言い難く、予定を変更することも生じる。その変更は気づいた変化に適応しているともいえる。意志的行動と環境や状況の変化への適応にようる相互関係が行動を成立させているともいえる。実際の行動は行動の目的意識と時々刻々の環境変化との関係として成立している。しかし、意識の変化と環境の変化をそれぞれ記録したとしても、行動の理由を説明できることは難しいかもしれない。行動だけを記録しても、後から行動の理由を説明できないこともある。